1月17日に発表されましたクラブ公式HPスピカシチーの近況報告は次の通りです。
前走後、優先権がないため一旦ワコーFへ放牧に出ました。村山師は「少し間隔を空けないと登録できないので短期放牧に出しました。次走については小倉の4週目以降を予定しています」と話しています。
別に牝馬限定戦にこだわらなければ連闘でも出走できそうなものなのに、出走間隔を空けなければならないと勝手に理由づけして放牧に出しました。単に馬房の都合ですね。
とっくの昔、1月8日から放牧に出されているわけですが(すなわち先週のクラブ公式HP更新時にはすでに放牧に出されておりました。相変わらず先週情報ばかりの老舗高級クラブです)、9日も遅れて放牧情報を出しました。私としては、放牧情報は掴んでいたのですが、どこに放牧に出されたのかまではわからなかったので、更新は差し控えていました。
それにしても馬格のない馬ですし、輸送の少ない京都は比較的好走しているのに、なぜまた小倉に長距離輸送する必要があるんですかねぇ。それで結果が出せるんですかねぇ。考え方が理解できない調教師です。調教師も調教師ならクラブもクラブです。せっかく若干改革をし始めているクラブですが、調教師に対して何も言いませんし、またやめたい気持ちが強くなりました。
1月24日に更新されましたクラブ公式HPスピカシチーの近況報告は次の通りです。
今週、トレセンに帰厩する予定です。村山師は「今週検疫と馬房の都合で戻したいと思います。状態のほうも特に問題なく、安定しているので来週小倉の牝馬限定戦に登録したいと考えています」と話しています。
ということでしたが、26日に栗東トレセンへの帰厩を確認しました。
出走は来週の小倉の牝馬限定戦ということで、2月4日 小倉1R 3歳未勝利 ダート1700m 牝馬限定戦ということになります。ただし、この先生はコロコロは変更するので、出馬想定が出るまではわかりませんね(笑)。
それにしてもようやく、スピカシチーが牝馬だということが助手さんの提言でわかったようですね(笑)。牡馬との一般戦では確実にパンチ不足なわけですから。限定戦でもパンチ不足でしょうが・・・。
1月31日に更新されましたクラブ公式HPスピカシチーの近況報告は次の通りです。
今週の出走を予定していますが、来週の名古屋交流戦に権利が取れており最終的にはメンバーを見て登録します。村山師は「帰厩後、順調に乗り込まれています。今週の小倉戦を予定していましたが、来週火曜日の交流戦に権利が取れたのでそちら回ったほうがいいかもしれません」と話しています。
ということで、2月7日の名古屋の地方交流戦の権利が獲れたということです。ならば、わざわざ馬格のないスピカシチーを小倉まで遠征させなくても距離の近い名古屋の交流戦に出走させた方が着が上がる確率は高いですね。相手次第では勝ち負けになるかも知れません。地方の馬場が合うかはわかりませんが、名古屋に出走させて欲しいですね。
当初、今週の小倉の牝馬限定戦への出走を予定していた我らが愛馬スピカシチーですが、今週は出馬想定されていないことから、2月7日の交流戦への出走が濃厚です。
私は輸送の短くて相手の弱い交流戦への出走を希望していましたから、この流れは嬉しいですね。ただ、明日、突然出馬投票に踏み切るということも無きにしも非ずですので、明日の中央競馬の出馬確定を待ちたいと思います。
週はじめには小倉と交流戦の両睨みと言われていた我らが愛馬スピカシチーですが、結局今週の中央競馬には投票しませんでした。ということは7日の交流戦で確定ですね。まずはホッとしました。
前走前 1月4日 栗東坂路 良馬場 末一杯に追う
1回
助手
4F 62.5
3F 45.5
2F 29.6
1F 14.7
1月29日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 55.6
3F 40.5
2F 26.6
1F 13.4
スリートップガン(3歳未勝利)一杯を0.3秒追走0.4秒遅れ
1月31日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.5
3F 43.8
2F 29.2
1F 14.4
2月3日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 52.8
3F 39.0
2F 26.3
1F 13.4
ガーネットカラー(3歳未勝利)一杯に同入
1月29日、小倉での出走になりますので日曜日に一杯に追われていますが、動きはダメダメですね。ため息が出ます。馬格がない馬なので、小倉輸送はマイナスだと思いますけどねぇ。
1月31日、15−15で追い切られました。小倉を目標に日曜日に目一杯に追い切られましたが、同日交流戦の権利が獲れた(日曜日が選出日)為に目標を切り替えられたようです。まだ小倉と両睨みと思いますが、馬格のない馬ですから、小倉までの長距離輸送よりも名古屋までの輸送の方が良いレースが出来るでしょう。結果として地方の馬場が合うかわかりませんが、名古屋に出て欲しいと思います。
2月3日、今まで自己ベストは坂路4F54.6秒だったスピカシチーが3日、4F52.8秒の時計を計時しました。出走が距離の遠い小倉予定から比較的距離の近い名古屋になったことから、目一杯に追うことができ、動きもスピカシチーとしては過去最高です。本気モードの仕上げで勝ちを狙いに行くようです。
私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。このチャンスに勝ち上がって欲しいですね。
2012年2月7日(火) 名古屋 第9競走 ダート 1400m(右)15:40発走 |
JRA交流競走 名古屋CC パイナップル賞3歳 (サラブレッド系 3歳 定量) |
賞金 1着370,000円 2着92,000円 3着37,000円 4着22,000円 5着14,000円 |
|
レコード 1:23:9 サウスヴィグラス 56 柴 田 善 臣 2002/05/06 |
今回のスピカシチーの鞍上は岡部誠騎手です。地方の名古屋競馬に所属されていますが、当地では断トツのトップジョッキーです。実に2006年から6年連続名古屋ではリーディングトップに君臨されています。当然、その地元名古屋で岡部誠騎手に騎乗していただけるということで期待は大きいです。ちなみに村山明厩舎はこのレース2頭出しですが、もう1頭は中央の岩田康誠騎手を招聘しています。どちらも大変良い騎手を乗せており、意気込みが伝わります。
岡部誠騎手はほっさん愛馬への騎乗は今回で3回目です。過去は笠松でボニータシチーを2番人気2着。勝ち馬とは僅かにアタマ差でした。ボニータシチーは今では地方で二桁勝利を挙げていますが、この岡部誠騎手が騎乗するまでは中央で2戦して8着9着と冴えませんでした。またアルマニャックは4番人気4着。たまたま人気通りの結果となっています。そもそも、岡部誠騎手が騎乗するというだけで人気が上がるでしょうから、そう思えばしっかり走らせてくれていると言っていいでしょう。
中央でも精力的に騎乗されていますが、中央では騎乗馬に恵まれないこともあり、2012年2月6日現在通算378戦12勝、勝率3.1パーセント、連対率6.7パーセントと低い数字である。中央では重賞制覇もない。2011年は98戦3勝。勝率3.1パーセント、連対率7.1パーセントと通年通り。中央9勝のうちオープン勝ちが2つ。1番人気馬では[4・0・0・2]と勝率.667と信頼度は高い。
地方では2011年は917戦270勝、断トツの名古屋競馬のリーディングトップ。
今回は中央での騎乗ではなく地元名古屋での騎乗。当然期待は高い。地元では最高のジョッキーと思う。
岡部誠(おかべ まこと)、1977年3月3日生まれ。地方競馬の名古屋競馬場藤ヶ崎一人厩舎所属の騎手である。
1994年9月29日に地方競馬の騎手免許を初めて取得。同年10月16日の名古屋競馬第1競走にてヨシタカクィーンで初騎乗し7着。続く第2競走でセルリアンフェアリに騎乗し初勝利を挙げる。
1999年4月10日に中京競馬場で行われたあざみ賞(旧4歳500万円以下)にてスマイルマドンナでJRA初騎乗。16番人気で11着となる。
2004年4月17日、阪神競馬場で行われた第8競走(4歳以上1000万円以下)をゲイリーファントムで制しJRA初勝利を挙げる。この年は155勝を挙げ、初の名古屋競馬リーディングジョッキーとなる。以降2006年〜2011年までリーディングを獲得。現在名古屋競馬では不動のリーディングジョッキーである。(2005年は安部幸夫騎手。1994年から2003年までは10年連続吉田稔騎手。)
2005年、東海ステークスでミツアキサイレンスに騎乗し、JRA重賞初騎乗を果たし14着となる。
2006年1月30日、名古屋競馬第5競走(サラ3歳3組条件戦)をマウタンで逃げ切り優勝(10頭立て1番人気)し、8190戦目で地方競馬通算1000勝達成。
2007年、高松宮記念でモンローブロンドに騎乗し、JRA GT競走初騎乗となったが、最下位18着となる。同年5月31日からマカオに短期免許で遠征。6月23日に遠征21戦目にしてマカオ初勝利を挙げ、6月30日にはマカオスターオブザサンドステークス(マカオローカル GU)を12頭立て最低人気(単勝73倍)だった I am Famous で制し、遠征2勝目がマカオ重賞初勝利となった。現地では9月1日まで騎乗し、合計7勝を挙げた。
2008年6月6日、ヒシウォーシイで東海ダービー初制覇。
2010年9月15日、名古屋競馬第5競走にて地方競馬通算2000勝を達成。
「テンに少し出して抑えるスタイル。道中の立ち回りは落ち着き払っている。追いは特別強くないが、効果的にムチを使って馬を前に出す。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)
ほっさん愛馬での成績 (2戦0勝)
2009年 1月21日 ボニータシチー JRA指定交流 若菜賞 笠松ダート1400m 2着/2番人気
2011年 1月12日 アルマニャック JRA指定交流 アップル賞 名古ダート1400m 4着/4番人気
ただでさえメンバーの弱い地方交流戦ですが、まだこの時期は中央で勝ち負け出来そうな馬は中央で戦っている場合が多く、中央からの参戦は小粒、地方所属馬の方が成績から強そうな気がします。中央での実績としてはメンバー中1番と思われるスピカシチーですから、3、4番人気にはなるのではないでしょうか。
せっかく恵まれたメンバーですし、追い切りの動きは過去最高ですしここで勝ち切りたいですね。賞金も安いですし、2着以下は要りません。
ただ、予想としては勝てるのか、3、4着に沈むのか、難しいですね。悪くてもその辺りには留まってくれると思いますが。
スピカシチー
「あいにくの天気で馬場は不良となりましたが、地元を知り尽くした騎手で上手く立ち回って欲しいところです。状態に関してはまずまずなので優勝を狙います」(村山明調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
当日の午前中に更新されていましたねぇ。・・・ということは午後の更新はするつもりがないのでしょうね(笑)。・・・と午前中に書いていたら、16時46分には優勝を知らせるメールがクラブから届きました。調教師のコメントもついており、やるじゃん友駿と少し嬉しくなりました。
たまたま当日、私はインフルエンザの解熱から2日目ということで、体調はもう万全だったのですが、職場から皆にうつると困るからもう1日休んでくれと言われたので、現地に行きたかったのはやまやまですが、自宅待機と捉えまた、雨が降っていたこともあり撮影も難しいと判断し、自宅のインターネットの中継でパドックから見ていました。
戦前は私は同厩舎で岩田康誠騎手をわざわざ招聘したガーネットカラーがもっとも強敵だと思っていました。こちらも地元のエース・岡部誠騎手で言うことないですが、岩田康誠騎手と言えば元園田のトップジョッキーでかつ中央でもリーディングトップに輝くなど実績では地方のというよりも日本のトップの騎手です。
その彼を配していることからも村山明調教師の期待と自信と本気度が窺えますし、やはりスピカシチーにはガーネットカラーが一番の強敵だと思っていました。次点は前走笠松の交流戦で強い馬の2着に入った実績馬シゲルネーブルです。
ところがパドックを見ているとガーネットカラーは馬体重が382キロとめちゃめちゃ小柄でしかも前走よりもマイナス体重でした。そんな馬が初ダートですし、気配も良くないですし、これで力の要る不良馬場を走るんかいと思いました。ちょうどパドックの解説者の方もこの馬が本命だったようですが、パドックを見て評価を落としていらっしゃいました。意見も合ったし消しでいいのかなと思いました。
逆にスピカシチーは多少チャカチャカしているもののいい雰囲気でしたし、同じくいい雰囲気だった隣の前走交流戦の2着馬が敵だと思われました。
いつも出遅れるスピカシチーのスタートですが、そろっと出した為に出遅れはしなかったものの、加速も悪く、1コーナーでは5番手の大外を回ります。
小回りの地方で大外を追走して行けば、かなりの距離を走ることになり、1番人気ながら能力に疑問のある、そして馬格のないスピカシチーにとってはスタミナが心配されました。正直、最後は垂れるのではないかと思って見ていました。
向正面では内の馬(シゲルネーブル)とぶつかって(ぶつけられて)いますし、ここでも厳しいなぁと思っていました。
しかし、敵だと目されたシゲルネーブル(向こうも1番人気のスピカシチーを意識していたのではないでしょうか)は4コーナーで早くも手が動き、スピカシチーはまだ手応えに余裕があります。勝負どころでスピカシチーがペースを上げてそのまま先頭へ。
先に抜け出したスピカシチーですが、エンジンがかかってからのシゲルネーブルが徐々に接近。スピカシチーは脚色が悪く完全に交わされたと思ったところがゴール。インターネットの中継映像は斜め後ろからの撮影ですので、交わされたような気がしましたが、真横からですと微妙だと思いました。
いずれが先着にせよハナ差か同着だと思いました。それくらい僅差でした。未勝利戦や交流戦のハナ差の勝ち負けは本当に大きいですからねぇ。
しかし、真横からのスローが映し出されるとスピカシチーが優勢に見えました。
結局、長ーーーい(私が特にそう感じたのだと思いますが)写真撮影の結果、掲示板にスピカシチーの”8”番の文字が。シゲルネーブルは7番ですから、8番が1着のところに来た時点で勝ったんだと思いました。
JRA交流競走
(サラブレッド系 3歳 定量)
賞金 1着 370,000円 | 2着 92,000円 | 3着 37,000円 | 4着 22,000円 | 5着 14,000円 |
|
コーナー通過順 正面 3,10,7,2,8,4,6,1,9,5 2角 3,10,7,2,8,4,6,1,9,5 3角 3,10,7,8,2,4,6,(1,9),5 4角 3,(8,7),10,4,1,6,9,5,2 |
我がほっさん軍団の2012年の記念すべき初勝利です。友駿ホースクラブとしても2012年度の初勝利。そして友駿ホースクラブの2009年産としても記念すべき初勝利馬です。
我がほっさん軍団の2009年産馬としては2歳で勝ち上がったフランベルジェとマデイラに続き3頭目の勝ち上がり。これは、愛馬ステップシチー、エクストラシチー、ディヴァインシチーを擁した2004年産に匹敵する勝ち上がり数です。嬉しいですねぇ。
しかもこのスピカシチーは勝ち上がれずに引退すると思っていました。私はマリアンヌシチーの代替馬としていただいたスピカシチーですが、通常の募集馬ですので、最悪引退しても代替馬が貰えます。そんな気楽な気持ちで応援していました。その馬が3歳2月で勝ち上がってくれるのですから、なんとも嬉しい大誤算です。
それにしても、なんと言っても愛馬の初勝利は格別です。これで順調なら4歳5歳と走り続けることができるわけですから。
スピカシチー(1着)
「小さいながらも直線は良く踏ん張ってくれました。今後は特別戦や重賞競走に登録して行きたいと思います。」(村山明調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
JRA指定交流戦ということで、通常の中央の未勝利戦よりも賞金が安いことはわかるのですが、上記に書いてありますように、1着賞金が370000円だけということはありません。これだけですと、中央の出走手当並みです。
私自身が地方交流戦の未勝利クラスで愛馬が勝ち上がったことがなかったので、少し古いですが、2004年3月30日に同じ名古屋の地方交流戦で勝ち上がったベンガルシチーの数字を元に考えます。
ベンガルシチーの当時の獲得賞金は3850000円で、1口配当は5260円でした。ベンガルシチーもスピカシチーと同じ500口ですから、似たような金額辺りになるのではないでしょうか。思ったよりもJRAからの補助金が出ていますねえ。ただ、いまも同じとは限りません。果たして・・・。
村山明調教師はまだ夢気分でおられるのか、特別戦だの重賞だのとおっしゃっていますが、この低レベルなメンバーでの辛勝、というよりも2着馬の方が完全に脚色も良く能力は高そうな状況において、中央の500万クラスでは平場でも二桁着は必至でしょう。
とはいえ、同じ負けるにしても果敢に格上挑戦することは悪いことではないですし、もしかするともしかして相手なりに走るかも知れません(ご批判は承知の上で書きました。苦笑)。
秋に馬体が成長して見違えるようになってくれればいいのですが、無理づかいするここの厩舎は小さい馬が多いですからねぇ。それでも、無駄な放牧という名の成長の促し方よりも、私は競馬に使ってくれる方が好きですね。もちろん加減というものはありますが。
スピカシチーは芝でもダートでもそれなりに走れますし、距離にしてもいろいろと思考錯誤しながら適切なコースやレースを探し当てたいですね。その時間は十分あるようになりましたし、楽しみです。
まずは、スピカシチーの保護者の皆様、愛馬の初優勝おめでとうございます。そして私に早速のたくさんのお祝いメッセージをありがとうございました。
インフルエンザにかかり、思わぬところで本来出勤日だった今日が休日になり(出勤予定でしたが、職場からもう1日出てくるなと言われ)、愛馬の一番いいところを中継でリアルタイムに知ることができ、それはもう、ドキドキと感動でした。
これが本来の仕事中で、後ほど携帯での確認でしたら、ハナ差の緊張感はなかったでしょう。かなり写真判定の間は体に悪かったですが、それだけに確定した時の嬉しさときたら凄かったです。
この今回の嬉しさ、幸せだけで、このスピカシチーとしては十分です。今後一度も掲示板に載らなかったとしても私は大満足ですし、一生スピカシチーの名を忘れることはないでしょう。本当にいい馬に巡り合えました。
無理を言って替えて貰ったアリエルシチーがこれから何勝かするかわかりませんが、私は自分の信念を貫いてこの馬に替えて貰った事を間違いではなかったと確信しています。今回勝てなかったとしても、ここまで7回も走らせてくれているだけでも大変有り難いことです。アリエルは2012年2月7日現在、まだ1戦も走っていないですからねぇ。当時から育成はかなり遅れていましたもんね。
正直、厩舎にはまだまだ疑念を感じていますが、まずは勝ち上がらせてくれたことには感謝しています。どんなに大切に上手く丁寧にやってくれても、未勝利を脱出できなければ何もなりません。
前走でダートのメドが付いたところでの交流戦出走。この時期の交流戦はまだ中央でなんとかと思っている馬は出て来ませんし、かなり弱いメンツでの一戦となりました。早い判断も良かったと思います。予定のまま小倉の牝馬限定戦に出走していたとしても、まず勝ち上がりはなかったですからねぇ。
そして、馬体重の減りを覚悟で強く追った最終追い切りも満足でした。いわゆる究極の仕上げです。栗東から輸送の少ない名古屋だからこそできる芸当で、不良馬場と言い、何から何までが今回上手く噛み合ったと思います。
さあ、次走はいつになるか、どこになるかわかりませんが、気楽に気長にスピカシチーのレースを楽しみたいと思います。そりゃ、秋口には一回り成長して馬格もついて500万クラスにメドでも立てば最高ですが、あまり多くは望みません。また厩舎の使い方への不満を口にしていることでしょう。
しかし、今回はお礼を述べなければなりません。村山明調教師、ありがとうございました。そして興味を持っていただいた多くの皆さん、ありがとうございました。
頑張れ、スピカシチー!!
2012年 1月 5日 第6戦 3歳未勝利 京都ダ1800m (6着/10番人気)
2011年11月13日 第5戦 2歳未勝利 京都芝1600m (6着/10番人気)
2011年10月10日 第4戦 2歳未勝利 東京芝1600m (8着/10番人気)
2011年 9月 3日 第3戦 2歳未勝利 小倉芝1800m (11着/11番人気)
2011年 8月14日 第2戦 2歳未勝利 新潟芝1800m (11着/12番人気)
2011年 7月10日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1400m (7着/11番人気)